とんでもない失敗!

マンションの場合、それぞれのお部屋とは別に集会所やごみ置き場など、全住人で共有で持っている場合があります。大きなマンションなどの場合、共有者何百人、持分何万分の一となるので、普通にとると本のような謄本になります。重くて不便なのと、該当箇所を探すのも手間なので、この場合は名前で特定して、その方に関わる部分だけ抜粋した謄本を取得します。

ところが、この持分の謄本は、ネット請求ではなく、法務局の窓口でしか取れません。普段ネット請求に慣れている私は、ついうっかり、ネットでいつものように請求してしまいました。

法務局にいってみると、謄本受け取り窓口が何やら騒然としていて、、顔見知りのおばちゃんが私をみるなり、「小林さん、ちょっと待ってね~、大口のやつね~」と忙しそうに声をかけてくださいます。

はっとした私は、しまった~と思ったのですが、、一生懸命出してくださるスタッフの方の手前言い出せず、全部持ち帰ることにしました。

出した謄本は一件でなんと段ボールひと箱以上あり、私一人で持ち帰れず、事務所の所長の応援を仰ぐという結果になりました。当時事務所ではシュレッダーの代わりに機密文書の処分を外部委託していましたが、一回でひと箱出す羽目になりました。所長、あの時はすみませんでした。こっそりお詫び申し上げます(笑)

オンラインで謄本も取れて随分楽になりましたが、できれば持分もオンラインで請求できたらいいのになぁ。
マンションの共有部分などは、存在さえ分かりずらかったり、評価額もその部分を組み込んだ金額で出されているものとそうでないものがあったり(別に計算する必要がある場合)、いろいろ気を付けることが発生します。

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