区役所の図書コーナーで「13歳のハローワーク」という本をたまたま手にとりました。出版当時は結構話題になったような気がします。こういう時、自分の職業、気になりますよね?でも、きっと載ってないと思いました。大人でも、司法書士がどんな職業なのか、良く質問されます。不動産を購入された方は、「そいえば売買の際、司法書士いた」のが唯一の関わりくらいの方が多いです。
そう思いながら本を開きましたら、なんと載ってました。司法書士が紹介されていたのです!正直びっくりしました。「法務局や裁判所に提出しなければならない書類を代行して作成し手続きを行う。不動産を売買したり相続したりする時、登記名義変更の書類を作り、所有権移転登記手続きを代行する。」その通りですが、法務局や登記手続きが何なのかから説明しないと分からない気がします。恥ずかしながら私が司法書士の職業を意識したのは20代後半でした。。。法学部でもなかったので、法律にも、そして不動産にも全く無縁でした。不動産決済については、合格してから、司法書士の大きな仕事の一つとして、初めて知りました。。。
だから、皆様が司法書士は何やってるの?行政書士と司法書士は何が違うの?というのも、良く分かります。その方たちには、本の中の以下の部分だけ覚えておいていただければ良いのではないかと思います。「人々が日々の生活の中で法律の知識を必要とする場面に直面した時、難解な法律を分かりやすくひもとき、最善の策を導き出す、いわば「街の法律家」である。」
それが専門であるかどうか良く分からない場合でも、お困りのことがあれば、まずはご相談ください。それが専門でなかったとしても、士業の繋がりでご専門の先生にお繋ぎさせていただきます。自分の力と、周りの先生方のお力、何でも使いながら、精一杯解決させていただきます。相続人間でもめている、離婚問題、住宅ローンを完済したから手続きが必要といった相談から、売買をめぐるトラブル、詐欺にあった、ご近所問題、賃貸借の問題等、日常生活の中で起こった様々な問題などがございました。困ったら一度、思い出していただければと思います。
余談ですが、区役所の図書コーナーは広々していて、本が自由に読めておすすめです。子供にみせたい素敵な絵本があり、またお気に入りの本に出会えました。80年代の絵本で廃版になっていたのが残念ですが、逆にいうと廃版になって本屋さんに並ばない絵本たちにも出会えます。お時間あったら是非行ってみてください。