先日、素敵なものを買いました。
アンティークみたいで、素敵なんです。大げさですが、我が家が少し美術館みたいになりました。
空き時間にたまたま立ち寄ったお店でしたが、ときめきました。
素敵なフレーム、アルバムご存じでしたら教えてください
今日は、金庫株について、お話します。
株式会社の株は、経営者が所有したり、投資家が所有したりしますが、その会社自体が所有する場合もあります。
これを自己株式といいます。金庫株とは、この自己株式のことです。
現在は、会社が自己株式を所有することは一般的に認められております。
株も財産ですから、取引に使ったり、また手放して資金調達したりできます。
また、自己株を消却することも可能です。
自己株式を消却すると、発行済み株式の数が減りますね。
そうすると、1株当たりの株式の価値が上がります。
さて、相続で「不動産のみが相続財産で現金が少ない場合に、税金が払えるか心配」というお悩みを、よく聞きます。
その対策を生前にしておくご相談も受けてきました。
御父様が経営者で、自社株をお持ちの方であった場合、株についても同じことが言えるんです。
財産が株に偏っている。相続税が払えるか心配。
会社の株であっても、株主がお父様で息子が相続したら、個人の相続になります。
経営がうまくいけばいくほど、株価は上昇します。
ですが、税金も上がる。。
ここで、考えられる対策として、息子は株を会社に買い取ってもらう。つまり相続した株を金庫株にするということです。
これは株式の売買ですから、息子は株の代わりに対価を受け取ります。これを納税資金にできるという訳です。
逆にいうと、会社は株を買い取るための資金が必要になります。
例えば事業保険。会社と契約者=受取人、被保険者を父(被相続人)。とした保険にしておけば、相続が発生した際、会社は保険金を受け取ることができます。
金庫株って何?どういう場面で利用されるの?どこかで聞くこともあると思いますので、今日はそんなご紹介でした。
皆様、よい休日をお過ごしくださいね。
自分が幸せになること。それが一番大事なんです。