本日、養育費の調停、審判、裁判などで広く使われている養育費算定表の改定版が発表されました。約16年ぶりの改定です。養育費について相手がなかなか応じない場合は、ほとんどがこの基準に基づいて決められることとなります。
先日も大学入学試験で経済的に恵まれている子供とそうでない子の不平等が話題になりました。また未婚ひとり親の税負担軽減制度も検討されました。
養育費に関しては、十分とは言えないと思いますが、それでもその動きが良かったのではないかと思います。
私も離婚経験者です。ひとり親に限らず、困難の中で一生懸命に頑張る方の力になりたいと心から思っています。ためらう気持ちを持つ必要はないのだということをお伝えしたくて、ここに書かせていただきました。離婚に伴う問題についても、家族の中での問題でも、お声がけいただけましたら幸いです。
順調な方も、そうでない方も、辛い方も、皆様に暖かいクリスマスが訪れることを願っています。最後に横浜家庭裁判所発行の「養育費のしおり」の中の言葉をご紹介させていただきます。
『養育費は単なる「お金」ではなく、「お金」に託して届けられる子供への「愛情」です。離れて暮らす親にも見守られている、応援されている、愛されていると感じることが、子供が健やかに育つエネルギーとなります。』