空き家対策と先延ばしのリスク

家事は、その方が気持ちよく居られれば、何でもいいと思うのです。ですので、主観が入って申し訳ありませんが、私のことを書きます。

子供が産まれてから特に、家事を完璧にするより「おおらか」でいられることを目指すようにと多くの人に言われ、それを忠実に守ろうとしてきました。

でも、「あれをしなきゃ」と思いながらしない、キッチンに行ったら更に色んなことが目につくけど、気にしないふりをする。ことの方が、やる大変さより大きかったです。

そもそも、家事は気持ち良く過ごす、更にはそのお陰で、仕事や子育てや、色んなことが上向きになると思っているので、それをやらないことにメリットを感じないのです。

ストレスを感じる位なら、やった方が早い。
家事に限らず、「あれやらなきゃ」と思ったら、片づけるようにしています。

「あれ、やらなきゃ、これやらなきゃ」と思っていることの方がストレスだからです。

時間の効率という意味でも、すぐやれば短時間で終わるものが、ためると汚れが落ちにくくなったり、障害物があることで、更にやることがやりにくくなったりするので、今より大変になります。だったら結局、今やるのが時間的にも一番効率がいいのです。

無理やり相続の話につなげますが、先日お話した同業の先生の扱った相続案件は、相続人がなんと300人!だったそうです。
亡くなってから随分たってくると、相続人も亡くなり、更に何代も続きます。

こういう場合、本来は相続人でも全くなかった方が新たに相続人として登場することも珍しくありません。

調査に関しても、古くなればなる程手間もかかります。

亡くなってすぐにやればシンプルな手続きでも、放置すればする程、何十倍にも手間のかかることになります。

空き家問題も同じで、空き家になってから18ケ月以内に動くとスムーズに片付くと言われているそうです。
山奥で、行くのに一苦労というイメージが強かったのですが、実は街まで車で数十分の空き家が以外と多いとのことでした。

面倒くさいからと言って見ないふりをする、というのは結局解決にならないばかり事態を悪化させます。

そして、何だか良く分からないけれど、メンドクサイ手続きをいつかやらなくてはという思いがひっかかっているのであれば、やってスッキリした方が気持ちも楽になります。

お忙しい中、様々な手続きをやるのは大変だと思います。でも、今やることが一番の近道だということ、改めてお伝えしたくてご紹介しました。

300人の相続手続きは、ぐっちゃぐちゃだと想像します。でも、もとを正せばシンプルな相続だったに違いありません!

ご両親の空き家がそのままになっている方、是非ご一報ください。スッキリさせると、気持ちいいですよ




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