先日、終活をご専門としてらっしゃる方のセミナーがありました。

生きるって大変で、みんな思ったようにならなくって、それで何とか折り合いをつけて生きている。ほとんどの人はそうなんです。

でも、終活をすると、今まで色んなことに頑張ってきた自分に気付きます。
自分の人生、捨てたものじゃないな、と、肯定できるようになる。そして、感謝できる。

そうして俯瞰できると、これから先の道のり、でこぼこで草木が生い茂っていた道が、旧に塗装された歩きやすい道になって楽しくなります。

就活とは、そういう作業なのです。
令和の時代は、終活のイメージを変えて、オープンにできる時代にしたいとおっしゃてました。

お話の中に散りばめられていた、ご自身の体験談が、今の私の状況にあてはまって、泣けました。泣いたというか、じいんとしました。そして、自分の身の回りのことを考えるきっかけになりました。

特にしんどい時、私は「物の整理」か、「ひたすら歩く」をします。
今日は、じっとそんな感情と闘いながら、先生のお話を思い出していました。
そして、客観的に振り返ってみると、そういえばいいこともあったし、頑張ってきた、と思えて、私の道のりと今が少し愛おしくなりました。

これからも、つらい時は先生のお話を思い出そうと思います。

先生のお話を１人でも多くの方に聞いてもらいたいです。
何気ない幸せ、他愛もない笑い、ささやかなひと時が、かけがえのないものなのです。しんどいと思う方々にも、あったのではないですか。
みんなそれぞれ、お1人お1人の人生なんだと思います。

今日は、少し目が腫れていますが、心からありがとうの気持ちで眠ります。
また、頑張ります！！

余談ですが、少し前に新潟の実家に行ったら、ものすごい年代物のモノがあふれかえっていて、終活とは無縁の状態でした。いや～、大変です。ウチの母は捨てられないタイプです。私の子供の頃のガラクタが沢山。母にも聞いて欲しいです！！

７月も、皆様にとっていい一ヶ月になりますように。