信じて、託すということ

信託とは、信じて託すというように、自分の大切なものを自分の代わりに誰かに託すものです。
よく、認知症対策と言われますが、それは何も高齢者のためだけの制度ではないと思います。

ここに、ペット信託の記事があります。
「買主様のもしものとき、ペットの終生飼育をお引き受けいたします。ペットの終生飼育費用をお預かりし、信託会社が保全管理致します。ペットが一生涯生活できる施設への入居手配・費用の支払い、飼育状況の監督を致します。・・・」

家族のように可愛がってきたペットを託す信託です。ペットに限らず、その人にとってかけがえのないもののための制度として、「〇〇信託」を皆様にご提案できたら嬉しいです。

かけがえのないものを残していかなければならない、その人の気持ち、どうか宜しくと祈る気持ち。。ご本人が居ない為、その実行は受託者の裁量によるところが大きくなりますが、それ程の想いを裏切ることなくきちんと遂行する信頼関係がなにより大事なのは言うまでもありません。

信託はここ数年、特に2017年あたりから急激に取り扱いが増え始め、今はどこでも聞かれる「流行りの」言葉となりました。ビジネスのとっかかりとしてもてはやされていますが、その陰で一番大切なことを改めて感じるところです。


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