民事信託、商事信託

信託というと家族間で託すことが多いと思いますが、家族内でやるものが全てで
はありません。

大きく分けて「信託」には「民事信託」と「商事信託」があり、家族信託は民事信託の中に入ります。

「商事信託」というのはプロが「業として」「反復継続して」行う信託で、これをやるには許可を得る必要があります。信託銀行や信託会社が受託者となるので、財産の運用をすることが大きな目的でもあります。

銀行では主に現金。信託会社では不動産が対象です。

「信託したいけど、家族がいない」方も多くいらっしゃいます。
業として行う以上、報酬がかかりますが、それでも運用益が見込める財産の場合、選択肢の1つです。

そして、民事信託では、ご家族でなくても、信頼できる親友やボランティア団体など、だれでも受託者になれるのです。(反復継続して業としてやる場合を除く)

身の回りの方で、信頼する方がいらっしゃったら、その方に受託者をお願いし、信託監督人を置いて対応することも考えられます。(信託監督人は受託者の信託業務の遂行の際、きちんと行われているか監督してくれる立場の人です。)

また、複雑なご家族の関係などが無い場合は、意外と「遺言」や「後見」の組み合わせで、ご本人は幸せに暮らせることも多いです。

色んなところで「信託」という言葉を聞くようになりましたが、色んな方法があり、その方に向いた対策があるはずです。

ちなみに、信託銀行で「遺言信託」という商品がありますが、実は「信託」ではありません。実はこれ、遺言書の作成や保管のサービスなのです。
色んなサービスや広告を目にする機会がありますが、似たような言葉の商品の内容について、一旦ご相談されることをおススメ致します!

写真だとあまり伝わりませんが、葉っぱが色づいて綺麗だなぁ。秋だなぁと思った道。GOTOをかなり上手に使いこなしている方からお話を伺い、利用したくなったコバヤシです。旅行だけでなく、例えばご主人、奥様に一泊ホテルステイをプレゼントされてはいかがですか。とぉっても喜ばれると思いますよ!!
どんなに汚しても(普通の使い方ですが)お掃除もしなくていい、大きなベッドでたっぷり眠れる幸せ。いですね。

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