不動産登記の目的

お客様に登記についてご説明する際、所有権の移転のことを「名義人を書き換える変更登記」だとご説明します。その方が分かりやすいと教えられたから。
お客様とお話していても、特に地方だと「どこどこの土地の名義を変えたいんだけど」という言い方をされます。所有者の変更。誰から誰になるか。もちろん、その通りなのですが、「名義が変わる」ということは、何かしら原因がある訳です。

代表的なものは売買ですが、これはその不動産にふさわしい売買代金が支払われて初めて売買です。家族間で不相当に安い金額で取引された場合は「贈与」とみなされて贈与税が課される可能性があります。

他にどんなものがあるでしょうか。「相続」「遺贈」「代物弁済」「現物出資」「時効取得」「財産分与」・・・まだまだあります。

細かいことは置いといて、ある日突然「名義が変わる」ことはありません。日常においても、権利関係が変わるということは、当事者が法律行為を行った結果なのです。どういう原因によって所有者が変わったのか、その移転の経緯をきちんと把握して、その通りに法務局に説明することが私達の仕事です。

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ご近所に住むおじいちゃんが、いつもご自身で育てた季節の野菜や果物をくださいます。特に一番嬉しかったのは、きんかん!大好きなんです。美味しいですよね。

ここ恩田町は、先代からずっと長く住んでいる地元の方々がとても多いですが、比較的新しい私も地域の皆様に良くしていただいて本当に嬉しく思っています。昔ながらのご近所の交流のような温かい雰囲気が、まだ残っているような気がします。

地元の皆様に愛され、何かの時には地域のお役にたてるよう励みたいと思います。




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