代表相続人の役割

実際自分でやってみると身に染みて分かると思うのですが、やらなくても分かってあげて欲しいと思うのが、代表相続人の大変さです。

特に相続人が多い兄弟相続(しかも代襲)は、皆が遠方に住んでいたり、あまり連絡とる関係ではなかったりすることも多いです。

遺産整理業務を依頼したとしても、窓口になって私達とやり取りをしたり、時には面談に行ったり、必要な書類を集めて郵送したり、また、捺印を取り付けたり、それをやってくれる方がいます。

本業のお仕事がある中で、それらをやるのは思った以上にご苦労も多いと思います。

自分は相続人なんだから、もらえて当然。と思いがちですが、当たり前ですが誰かが手続きしなければ、もらえない。それを引き受けてるのだから、取り分から少し分けてもいいと個人的には思うくらいです。

見えないところで、動いてくれている人のことを考える。

できれば、ひとこと「ありがとう」と声をかけてあげてください。
そして、少しでも負担が無いように協力してあげてください。
そういうことが分かってくれる人なんだと思ってもらえると思います。
そして、苦労が報われた気持ちになります。

司法書士は、最終的に手続きをする前に、原則相続人皆様とお話をして、ご本人様確認意思確認をすることが職責とされています。相続人皆様がご納得したことが大前提のお手続きです。なので、ご依頼者様一方ではなく、全てのお立場の方と一度は接点を持ちます。

そんな時に、少し感じることがあるのでした。

私は仕事としてやる以上、当たり前のことをしているのですが、それでもご丁寧に「ありがとう」と声をかけてくださるお客様も沢山います。色々見習いたいと思うこの頃です。

銀行さんが、昼休みに完全にシャッターを閉めて閉店状態にするようになったのは、どこら辺がコロナ対策なんでしたっけ?午後一番の決済で、降りたシャッター開くまで待つ。今日は本当に空気が冷たかったですね。昼休み、教えといて~

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