出資と経営について

会社といっても、形態は株式だけではありません。
今では合同会社も良く聞くようになりました。

皆様は「株式」と「合同」の違いについてどれくらいご存じでしょうか。
細かい点はかなりあります。同じ会社でも別物です。
その中でも、一番の違いについて少しご説明します。

*出資した人=経営者なのか
【株式】上場会社をイメージしてください。株の取引きが頻繁にされます。
株自体に価値があるので、投資目的で取引を行う株主は沢山います。

「株主総会」で選ばれた取締役→最終的な判断をもつ(「取締役会」)と考えれば、株主も自らの意見を経営に反映することはできますが、それは間接的です。国の政治と同じ?です。

【合同】一方、合同では出資=会社の社員=原則経営権を持ちます。
合同会社には、別段の定めを除き、株式でいう株主総会のような機関はありません。
出資をした人が、内部の役員になり、その役員の決議で経営します。
経営への参加は出資者自らが直接行う訳です。(「出資」=「経営」が非分離!!)

*多く出資した人が強い決定権を持つのか
【株式】例えば1株1議決権といった具合に、株式に対して議決権が与えられます。
10株持っている人は1株の人に対して10倍の決定権を持つ訳です。大株主が強いのはこのためです。

【合同】原則、出資の額にかかわらず、社員の頭数です。Aさん出資100万円、Bさん出資1万円であったとしても、AさんとBさんは同等に1人とカウントされます。そして合同会社の決議は頭数の過半数です。(会社法590条)※合同会社は定款で独自のルールを決めることが多く認められています。

株式は、財産的な価値と経営を任される価値と両方を併せ持ったものですが、そもそも、その「株」という概念は株式会社にはあって、「合同会社」にはありません。株式会社における株主としての権利も、すべて株の数に比例しますが、合同にはその概念もありません。

そこが大原則、大きな違いです。

お正月休みに、やっとできました。しかも、4歳ですが、、、でも、初めて見れて良かった。

ほうれん草とちぢみほうれん草の違いは何でしょう?

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