印鑑証明の添付の必要性(買戻権、抵当権変更)

登記申請の際、印鑑証明書を付ける必要があるのはどのような時でしょう?

答えは「義務者が所有権登記名義人」である時です。

義務者とは簡単にいうと「権利を失う人」のことです。売買でいえば「売り主」です。
印鑑証明は義務者に関係する書類です。
失う人の方が、添付書類が厳格。それは失う人だからですね。実印の押印と印鑑証明が必要になるのは義務者です。

さて、買戻権という権利があります。こんなやつです。(みずらくてすみません)

売買で買主に売ってますが、売り主は売買代金及び契約費用を支払うことによってその所有権を取り戻せる権利です。(民法579条)
これを設定する登記にはなかなか巡り合いませんが、これが設定された謄本は良くあります。
築数十年の団地に多いです。買主が規約に違反した場合に行使するとか。。期間は最長10年です。

この「買戻権の移転」や「買戻権抹消」の際、義務者は誰でしょう。
もともとの「買戻権者=売買の売り主」ですね。この権利を他に譲ったり、権利を消滅させる登記です。
これらの登記の際は、義務者の「印鑑証明」必要〇です。

義務者は「所有権登記名義人」ではありません。
しかしながら、「買戻権」というのは、「将来買戻すことができるという潜在的所有権」と考える訳です。
という訳で、所有権にならって、印鑑証明は必要となります。

ちなみに、抵当権の債務者変更をする際、権利者は債権者(金融機関)、義務者はその不動産の所有者=「所有権登記名義人」ですね。
つまり、不動産所有者の印鑑証明が必要と思いきや、この場合は例外で不要×です。

もし、印鑑証明の添付義務のある名義人が法人だった場合は、「会社法人等番号」を記載すれば添付が省略できるようになりましたが、これは、印鑑証明が必要な場合に、添付したことにしてくれる措置であり、そもそも印鑑証明が不要な訳ではありません。

新潟公演。前提知識も全くないまま行ってハマりました。すてきな音楽とストーリーでした♡
直接伝わる生の舞台。高校生だった私が宝塚にハマるきっかけになった新潟県民会館!

娘には、ちょっと難しかったかな。。幕間休憩の時「やったー終わった!」って言ってました💦
でも、最後までみて「舞台に出るにはどうしたらいいの」って言うから「それを専門のお仕事にする劇団に入るんだよ。でも、テストがあるよ。歌も上手じゃないと」って言ったら、一生懸命保育園で習った歌を歌ってました。

娘との初観劇。あ~楽しかった(私が)

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