都内にものすごく立派な事務所を構える大手の事務所に、入所を勧められたことがありました。
その時、その社員の先生が何度もおっしゃっていた言葉が、今でもずっと心に引っかかっています。

それは、立ち上げた代表先生、そして各部署の役員の先生、皆全然「ぎらぎらしてなくて」「人のいいおじいちゃん」って感じなのよ。という言葉です。

表現として「ぎらぎら」が正しいとは思いませんが、その言葉通りだとすると、あんな大きな法人にまですることはありえないと、今でも思っています。
更に、何度も何度も否定する程、そのことが悪いと、私は一切思っていないのです。

物事を進める上で「志」がとっても大切だと言われます。
オリンピック選手で、勝ちたいと強く願う心なくて、ただ、人より運動ができて、勝手に大会で勝って、気づいたら金メダルをとっていたという選手はいません。

大きなことを成し遂げるには、まず、絶対「意思の力」があると思います。そして、途中そこまでの道を歩くには「志」が必要だと思います。それを持つ人をカッコいいと思います。

今日も、本当に些細なことですが、ほんの少し、目指すものに近づけたと思えることがいくつもあり、それがいい一日でした。

ラナンキュラス