極端すぎる相続税対策

キャッシュを沢山持っている方は、相続対策で不動産買いましょう。特に不動産の中でもマンション(タワマン)は効果が高い。

このような話題を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。有名な話ではありました。
その対策に警鐘を鳴らすを判決が最近出ましたが、皆様にも情報としてお伝えした方がいいと思いシェアします。最近、この判決について改めて考えさせられることがあったのです。

簡単にご説明すると、土地は「売買時価」で取引をするのに、相続の際は「路線価」をもとに課税されます。一般的に売買時価の方が高額です。

現金をお持ちのお客様は、そのまま1憶持っていれば、1憶に対して相続税がかかります。
これで不動産を買った場合、相続税が課税される基準の価格は8000万円になり(数字は物件によって違います)2000万円の圧縮になります。

これを利用して節税に使いましょう。ということです。

ですが、これをしても「場合によっては」認めないよ。と国が言っております。

今回の事例がとても極端で、確かにこの結論を導きたくなりますが、ここまであからさまでなくても同じ発想で同じ提案をされたお客様は多いでしょう。

判決って一度出ると、同様の案件が発生した際の指針となりますから、今後は否定されることが増えるでしょうね。。

そんな判決のご紹介でした。

ちなみに路線価は毎年7月1日に公表されます!


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