商号、目的の英語表記

おきあがりこぼし、ご存知ですか。何度倒そうとしても、もどってくる。
そう、何度でも起き上がるのです。生き物には生命力があって、だまってじっとしててもムクムクと頑張る力が復活します。
生きているものを壊そうとするのは逆にものすごい力がいる。

きのう、子供が私に泣きました。小さい頃は「お腹がすいた」とか「欲しいおもちゃがない」とか、そういう欲求が満たされない時の涙でした。でも、きのうの子供の涙はそうではありませんでした。小さいけれどちゃんと、感じる心があって、初めて切なくなって泣きました。その姿が、今日は忘れられない。思い出すと、なんだか締め付けられる。

今日からまた頑張ろう。色々悩んできたけど、やっぱり、精一杯心を込めて、体当たりで必死に頑張る。何度でも頑張ろう。そう思ったのでした。

                                    
今日は、念願の会社を設立するお客様のお宅にお伺いしました。
ずっと何歳になったら独立する、そう思いながら勤務を続けて、思った通りにその年で、会社を立ち上げるお客様でした。今までの設立案件の中で一番、目的や商号や、その内容の至る所に想い入れをもって、出来上がった定款をじっくり眺めておられました。そして見終わって「ようやく、いよいよです」って実感を込めておっしゃられた様子が、素敵でした。

このお客様は海外からもお取引があるということで、日本語名と英語表記両方設定したいということでした。目的も日本語で記載したあと、英語がついた記載にしたいそうです。

残念ながら、履歴事項証明書には、商号も目的も日本語しか載せられません。
商号ではアルファベットは可能ですが、〇〇株式会社とか〇〇合同会社とか、の表現をする必要があります。
目的でもアルファベットが認められるのは、L P ガスとかOA機器とか、そういう場合です。全文英語とかでは記載できません。

ですが、定款には記載は可能です。
第一条 当会社は〇〇株式会社と称し、英文では〇〇〇〇Co.,Ltd.と表示する。
となります。

目的に英語を追加した定款も公証役場で認証してもらえます。

謄本に載せることはできないけれど、少しでもお客様の想いを残せました。
後は、発行可能株式総数も、すごく大きくして、開始早々事業展開大きくしていく気持ちも満々で、逆にまた私も刺激を受けました。

会社設立のお客様は、エネルギッシュで、前向きで、そしてお仕事にこだわりがある。色んな想いのつまった会社で、関わらせていただけてすごく嬉しかったです。なんだか、私にとっても大切な会社になりました。

コメントを残す