共同担保目録

お金を借りる際に、万が一返済が滞ったための保証として不動産を提供することがあります。その場合に、「抵当権」「根抵当権」が登記に入ります。

一つの不動産で、その債権額と釣り合う価値があればいいのですが、例えば1憶円借りるのに、不動産が3000万円の価値しかない場合、他の不動産も併せて担保に入れることがあります。
同じ「債権」を複数の不動産で担保すること。それが「共同抵当権」です。

そして、不動産A(甲管轄)、不動産B(乙管轄)が同じ抵当権を担保するための共同担保に入っていた場合、それぞれの謄本の最後に「共同担保目録」ができ、その謄本以外に、他にどの不動産が担保に入っているか、一覧で確認できるようになっています。(それぞれの写真の一番最後のブルーの枠をご覧ください)

A不動産もB不動産も同じ♡の根抵当権を担保するために共同担保になっています。

【不動産A(甲管轄)】

【不動産B(乙管轄)】

♡の根抵当権の欄の最後に、共同担保目録の目録番号も載っていますね。これで、最後も共同担保目録の番号と紐づけてあり、どの債権の共同担保か分かるようになっています。

この共同担保目録、管轄ごとにそれぞれ作られます。だから目録番号も違います。一覧の中には、他管轄であれば「どこ管轄のどの土地」とだけ記載があります。片方の謄本みただけでは、もう一方の詳細はあまり分かりません。
不動産の管轄と所在などを記載し、ヒントがあるので、もう一方の謄本もみてみましょう。

もう一方の謄本には、その管轄の目録がありますが、もしかしたら全く違う債権債務の共同担保目録かもしれません。共同担保目録の目録番号をみて、同じ債権を担保するものかどうか確認するようにします。

新潟には、こんなに素晴らしいイルミネーションがあります。でも、極寒で、雨も風もあって、ものすごいコンデションでした(泣)。外に出た瞬間「さむい~」っと叫んで5秒で写真とって終了。手先もガクガクしてきて、それが精一杯。そんな中、優雅に傘さして記念撮影されてる方もいらっしゃいました!!すごすぎます。お客様がいるってことがすごい。さすが新潟県民はつよし。



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