昨日の「勤労感謝の日」に娘が描いてくれました。
「勤労」とは、何も仕事だけにとどまらないと思っています。
だから、私も、子供にもおばあちゃんにもお客様にも、世の中を構成する多くの方々に「ありがとう」と言いたいです。
皆が、いろんな形で働きかけて、影響して、自分が提供できる価値を提供することによって成り立っている。「勤労に感謝する」とは、お互いに「リスペクト」することだと思っています。
ところで「勤労感謝の日」は「新嘗祭」収穫を祝う行事から来ています。
でも、昔はその言葉から何となく、勤務する人に感謝する日だという感覚がありました。
「キャリア」とは何か。一番苦しかった時に、優しく語りかけてくれた本の「子育てこそキャリア」という一節が心に残っています。
あて名のない手紙 | 宮川 ひろ |本 | 通販 | Amazon
子育ての部分は、仕事だけでなく、生きること。悩むこと。全て含めてキャリアなんだと思えた本で、実際そうだと思います。
本は手元にありませんが、あの時繰り返し読んだ言葉がよみがえってきました。
余談ですが、また、親の自己犠牲とか、理想像とかそういうことにも寄りそう言葉もあります。多分子育てと仕事で本当に悩んでいる方にとっては涙が出ると思います。
子供を足湯に入れてあげる場面があって、そういうふれあいがどんな言葉より大切なんだと。そのお話もとっても印象深かったです。
宮川ひろは、小学生の頃「つうしんぼシリーズ」の本が大好きすぎて、ぜーんぶ読破した後、また最初から何度も何度も読んでた位、大好きな本でした。家族の関わりが主なテーマで、そこが好きだった。それが大人になると、別の視点でも、大好きです。
彼女の本に流れる思いやりのこころが、皆の勤労に感謝し、リスペクトする気持ちに通じるのではないかと思います。