印鑑制度について

リモートがこんなに叫ばれるようになって、良く言われるのが印鑑制度廃止。婚姻届けでも行政でも廃止の方向で動いているとニュースで見ました。

印鑑制度が変わると、私達の仕事はどうなるのかなぁと、いつも思っています。
印鑑一つないが為に半日かけて取り付けにいったこともあります。たった一瞬で押せる印鑑ですが、意外と大変です。
ご実印に関しては、確かにご本人がご本人の意思で押したという証拠になると思います。

それと同時に、認め印に関しては、100円均一でも売ってる印鑑で果たして意味あるのか?とも思ってしまいます。

どうなんでしょうね。ご実印をお持ちいただいた方は極めてご本人の可能性が高いという安心感があるので、制度が廃止されたら少し心配です。

昔はオンライン申請など無く、全部書面申請でしたし、識別も形を変え、登記簿も形を変え、時代と共に進化している登記制度。

印鑑についても、時代の流れと共に変わっていくのでしょうか。

ちなみに、私達はオンライン申請をする際、電子署名をします。PDFにした書面にパソコンで印鑑のような印影を貼り付けます。司法書士になって初めてこれをした時は、少し違和感を覚えました。朱肉を使わずに、押印したっぽい印影を追加して、あれ、これでいいの?少し不安です。これが、印鑑に変わるものになりえるのでしょうか。
慣れない初めは、大変です。。いつか子供に「昔はハンコは朱肉でこうやって押してたんだよ」って説明する日が来るのかなぁ

黄色いミニトマト☆♡は熱で少し溶けてしまいました。

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