数字でみる、認知症のリスク

関東では珍しい、雪。今シーズン初。そんな今日は行政書士の合格発表でした。おめでとうございます!!
合格の感動っていいですよね。本当に。
便乗して嬉しくなる小林です。

最近、家族信託について考えてました。難しいんです。とても。
色んな目的で使える。他の制度との組み合わせができる。他の制度より自分達の柔軟性が高い。だからこそ難しくもあり、でもそこが面白いのだと思います。

色んな目的で使える。と書きましたが、やはり一番多く使われるのはなんと言っても認知症対策です。認知症。周りの方は、過酷ですよね。何の対策もしないと、更に環境や条件の部分でも、悩むことになります。

老後の資金の為に貯金してきたご本人のお金が、実際一番使いたい時に全部口座凍結されて、全く使えない状況では意味がありません。
中には介護の為にお仕事を辞めるご家族がいらっしゃいますが、収入がなくなり出費が増えます。。そんな恐怖の「口座凍結」を回避する為に、信託を利用することが可能です。

今、65歳以上の高齢者のうち、認知症になる方はどれくらいの割合かご存知でしょうか。
内閣府の高齢社会白書では、
2020年 17.5% (5.7人に1人)
2025年 20%   (5人に1人)
2030年 22.5% (4.4人に1人)
2040年 24.6% (4人に1人)
2050年 27%   (3.7人に1人)
2060年 33%   (3人に1人)
となっています。この数字。将来3人に1人です。本当に深刻な数字だと思います。

自宅で介護をする際の要介護4~5、認知症重度 の1ケ月あたりの介護費用は平均13万円です。
公的介護施設は月5~15万円。民間事業者は15~30万円です。

知れば知るほど、心配になることばかりです。誰でも起こりえる、そんな病気なのです。

認知症の方が目を離したすきに事故を起こし、損害賠償を請求された事例もあります。
是非皆様と一緒にできる対策をとっていきたいと思っています。

小さい頃から、隙間にはまるのが好きな長女。「今日保育園でドーナツ作って食べたんだ~チョコレートかけたんだよ。」一番楽しかったこと、嬉しかったこと。それが第一声なんだと思っていつも聞いています。よっぽど楽しかったみたいです。



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