登記簿謄本を見ると、記載内容に下線が引かれている箇所があります。
ご存じの方も多いと思いますが、下線の引かれている内容は既に抹消されていて、現況を示したものではないという意味です。
上記のケースだと、順位2番で抹消が入っているので、その登記が入るタイミングで抹消された対象の1番の登記には下線が引かれます。
権利部の甲区(所有権に関する事項が載る場所です)でいうと、所有者の住所が変更した場合など、変更登記が入るタイミングで古いものには下線が引かれます。
以上、すごく簡単な謄本の読み方講座でした。
でも、多いんですよ。この質問。
「線が引かれているの、何?」って良く聞かれます。
皆様も機会があったら、興味をもって謄本眺めてみてください。
自分の住んでいる家のずうっと昔の所有者がいたり、ちょっと面白いかも?しれません。