特定非営利活動法人

「NPO法人(特定非営利活動法人)」を聞いたことありますか。「公益的な活動」をする団体に法人格を認めたものです。
阪神淡路大震災の際にボランティアが活躍したことをきっかけに、特定非営利活動促進法が制定されました。

例えば横浜市のNPO法人は具体的にどのようなものがあるか、こちらで閲覧することが可能です。
教育、まちづくり、医療、学術等、、、特定の1個人のお客様ではなく、広く多くの人に役立つ活動をする団体です。

設立するためには、所轄庁の認証が必要です。
認証を受けるためには、一定の条件をクリアする必要があります。

・公益性:不特定かつ、多数のものの利益の増進に寄与することを目的とするもの
     具体的な活動内容も定められており、それに該当するものでないと不可
・非営利:営利を目的としない。利益を出してはいけないのではなく、利益分配をしてはいけない
・社員が10名以上
・最低理事3名以上、監事1名必要

通常「株式会社」や「一般社団法人」を設立する際は、作りたいと思ったら、定款を作り設立登記をする流れになりますが、NPO法人の場合は、まず所轄の認証を受ける必要があります。

審査に最低数ヶ月かかります。

また、定款、役員名簿など、社内の書類を「公衆の閲覧」にする必要もあります。
設立後も、所轄には定期的に報告書類を提出する必要があります。

税金面でも、ゼロではありませんが、一部優遇があります。
設立登記では、登記を申請する際に「登録免許税」を払いますが、(株式15万円、合同・一般社団6万円)NPOではそれがかかりません。

だからこそ、通常より「開かれた」法人である必要があります。

正しい生き方なくして真の成功はありえない。

This entry was posted in 法人.

コメントを残す