家族の絆

エンディング産業展に行きました。
家族って何でしょうか。。江戸から明治、現在に至るまで、日本における家族について考え、今の日本がどうあるべきか、何を目指すべきかまで考える、いい機会になりました。

最近では相続が「権利」になり、皆がそれぞれ権利を主張する。失うと不平等だと感じることが当たり前になりました。
ところが戦前の日本では、大家族が当たり前で、孫がおばあちゃんから様々なことを教わり、代々承継しながら助け合って生きてきた。
そんな家族の形態で、争う相続など考えられませんでした。

現在では、大切な家族が相続をきっかけに壊れることが大変多いです。
私は、別のことがきっかけで、まさに崩壊した家庭でした。
長い間そうだったので、今では密かに想いを寄せているのですが、多分伝わっておりません。今でも時々、たまらなく切ない感情がわき起こってくることがあります。

様々なご家族の形があると思いますが、近くにいらっしゃる方も会えない方も、今こそ「家族の絆」を取り戻し、ご先祖様に感謝し、想いを遺す文化を取り戻したいと思いました。

司法書士として手続きをお手伝いするだけではなく、ご家族の想いに寄り添い、ご家族の絆を繋いでいけるような仕事がしたいと強く思います。
人それぞれ、色んな人生を背負いながら歩いていらっしゃると思います。私も、自分の人生を背負って歩むこと。改めて大切なことを再確認するきっかけになりました。

皆様は、自分のお名前の由来について親に聞いてみたことはありますか。小さい頃の記憶で懐かしい思い出はありますか。今の自分と同じ年齢位の親が、当時どういう想いでそうしたのか考えてみると、争う気持ちがどこかになくなってくると思います。

本日の勉強会の受け売りブログ。忘れないように。。亡くなった祖父母に毎日手を合わせたいと思います。


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