Happy Ending Card②

カードを見せてくださった方に伺ったお話です。

ノーベル賞のノーベルは兄弟が亡くなった際、誤ってノーベルが亡くなったとの報道がされたそうです。新聞に載った死亡記事には「可能な限りの最短時間でかつてないほどの大勢の人間を殺害する方法を発見し、富を築いた人物が昨日、死亡した」と書かれており、このことからノーベルは死後の評価を気にするようになったそうです。

ご存じの通り、ノーベルのダイナマイトは後世にまで残る大発明です。同じ事実だったとしても、良くとらえられるのか、悪い言い方なのか、その印象は大きく違ってきますね。

戦国武将の明智光秀も悪く言えば謀反人ですが、とっても誠実で真面目で有能だったと聞いたことがあります。

そういうつもりでなかったのに、結果的にそうなってしまったこと。誤解を生むような事実。そういうことを死後、悪く言われるのはいやだなぁと、生きながらにして自分の死後の様子を客観的にみることになったノーベルは思いました。それが、死への備えにつながったのです。

私も、今死んだら、悪く言われそうだなぁ。。。というか、想像すると怖い。。本当の意味で自分の意図するところは、自分が一番良く分かるので、死後にそれが理解されるようにまとめておきたいという気持ちがわきました。

自分の死亡記事。皆様も想像してみてください。

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